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Article 9 Association NARA Networks

活動報告report

第12回憲法講座 清水雅彦教授講演 2017年5月4日

活動報告写真

2017年5月4日1時半から奈良県文化会館小ホールにおいて「第12回憲法講座」を行いました開会・主催者挨拶の後、市民連合共同代表、浅野 詠子さんが挨拶、 講師紹介は和光大学で同僚だった寮美千子さんが「自分が正しいと思ったことを言う勇気は素晴らしい。常々、憲法は権力のある国を縛るものであると言っていた」 との紹介がありました。講演は「憲法を生かし平和、個人の尊厳をまもる日本を」の演題で、講師は清水 雅彦氏(日本体育大学教授憲法学)でした。 特別発言として樽井幸一郎さんによる「教育勅語・道徳教科書問題」、溝川悠介さんによる「原発問題の取り組み」、池本昌弘さんから「市民連合の取り組み」、 岡崎邦夫さんから「橿原市9条の会の取り組み」が報告されました。終了後、5時からパレードを行いました。安倍首相の改憲への意欲的メッセージ、 「共謀罪」衆議院での審議中という状況での開催となりました。「九条の会奈良ネットワーク」にとっても、共謀罪を廃案し、改憲を阻止、9条と平和を守る取り組みとして 「憲法講座」を位置づけてきました。清水氏の講演に参加者240名は「安倍政権が民主主義と平和を破壊し、国民の人権と自由を奪い、権力を集中し絶大なものにしようとしている」 事を学びました。私達が学習したことをどう広げていくのか、その覚悟が問われる講演でもありました。「戦争法案反対運動の成果と課題」では運動の土台を作った2014年12月に 「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」が結成。その経過にふれ、「SEALDs、学者の会・ママの会などより広範な市民運動の展開と市民連合の結成、 参議院選挙における野党共闘結成の成果」を述べられました。「すべての一人区で統一候補実現、32の一人区で11議席確保。野党統一候補に投票した無党派層は56%。 課題として、野党共闘が不十分なところもあり、複数区で調整できなかった。今後、衆議院選挙に向けて政党間で関係ができていないところは市民が接着剤の役割をはたし、 選挙区単位で市民連合を立ち上げて候補者の調整をやっていくこと。市民が政党の間に入って、市民と野党が一緒になって安倍政権を倒す体制をつくり、政策協定を結んで いくことが必要。この奈良でもやっていかなければならない。安倍政権を倒すという一致点で協力し、選挙区ごとに市民連合を立ち上げ、野党統一候補をつくり、 安倍政権に立ち向かってほしい」と訴えられました。

−参加者のアンケートからー

1935年生まれの憲法と共に生きた人間としては守らないのは論外のことです。細かく一つ一つについて解説していただき、問題点がよくわかりました。尚更、 政府のやっていることが憲法に反していることに怒りを覚えます。ますます日本国憲法のすばらしさが感じられます。その理念を実現することは重要と思います。 何となくタブー視されている天皇制の考え方をズバリと発言された事は素晴らしい事だったと考えます。だれもが思っている事が思い切って発言できない人もかなりいると思います。 そういう人々に勇気を与えて頂いたと思います。

清水先生にはっきり「ここはカルチャーセンターではない、一人で来ない、誰か若い人誘ってこなくては」と言われて全くそうだと思いました。 今までもそうしなくてはと思いながらつい一人で参加。これからは努力したいと思います。
以前、息子が浜松日体大付属高にいた時、君が代を強制され無視するのに辛かったと話してくれました。安倍首相がますます強権的に地方自治まで 押し潰そうとしていることに腹を立てています。敗戦前、小学校の時、8歳の少年が「あの馬戦争に行くんだってかわいそう」と言って警察に親子で逮捕されました。
正直最近怖くてたまらないです。このような会に参加することも共謀罪が成立すれば目をつけられるのではないか、世の中どんどん変思って参りました。 怖い話には目をつぶっていたいけど、そうすれば、相手の思うつぼです。そうはいきません。そうはさせません。日本でテロを起こさないようにするためには、 日本が攻められないためには、日本が戦争に加担しないこと。
若い人には、どうしたら興味を持ってくれるのか、子供たちと話す場合も強制ではなく、将来の為に今が大切だと思って行動していかないと思いました

河合九条の会 世話人は改めて憲法を学ぶ 2017年6月26日

「共謀罪」法案は、自・公・維連合が非常時の国会ルールを悪用して強行採決し成立させた。多くの国民の反対を無視した暴挙であり、 阻止できなかった悔しさと将来に大きな不安を感じる。安倍首相が次に目指すのは、憲法九条に第項を設けて自衛隊を明文容認する、非常事態条項を設けて国家権力が全権を握る道を開く、 などと改悪した新憲法をに施行することである。河合九条の会・世話人会はあらためて現行憲法を勉強して、自民党憲法草案の問題点をアピールし憲法改悪を阻止する活動を展開する。第1回勉強会を 6月26日に実施した。テキストは井上ひさしの「子どもに伝える日本国憲法」いわさきちひろ絵(講談社)である。絵本であるが中身は実に深い。26日は2 時間30分かけて、「前文」を井上のことばと本文を対比しながら討議した。本文は難しい熟語も多いがよく理解できて、前文の広く世界を視野に入れた香り高い理想を感じとることができた。 次回7月は、第1条の「日本国の象徴」とは何か、から第九条の精神までを熟読する。
  世話人高桑次郎


白橿町9条の会 八木駅前で共謀罪法成立抗議宣伝 2017年6月15日

6月15日、17時から八木駅前で橿原市9条の会で 緊急の共謀罪法成立抗議宣伝を行いました。桜井市および 葛城市9条の会からも参加されました。4人がマイクを握り 強い抗議を行いました。参加者は22人。チラシ200枚を 配布しました。30分の宣伝でしたがチラシの受け取りは 良かったと思います。共謀罪法が成立しても、元気よく 今後も活動を強めたいと思います。

               白橿町9条の会  岡崎


憲法九条の会生駒 生駒駅スタンディング  2017年6月9,12、15,19日

6月9日生駒駅の緊急行動に21名参加。「自由と平和をあきらめない」「共謀罪いやー」など訴え、リーフレットやチラシ200枚を配布しました。 6月12日5時から6時まで生駒駅で「共謀罪」法案強行採決の暴挙に緊急抗議のスタンディング行動。40名が参加しました。安倍政権の「ウソ偽り恫喝」 の恐怖政治をもう許さないとコンコース一杯にプラカードを掲げた圧巻のスタンディングを行いました。6月15日は32名参加、6月19日は23名参加で抗議行動 を行いました。      

白橿町9条の会 八木駅前で共謀罪法成立抗議宣伝 2017年6月15日










橿原市9条の会主催「憲法違反の共謀罪法案廃案!6/10八木駅前集会」が6月10日八木駅前で13時30分から開催されました。 近隣9条の会(桜井市、葛城市、宇陀市、香芝市、広陵町)からも参加されました。また、市民連合奈良、ママの会奈良south、 からも挨拶があり、奈良県弁護士会から特別報告がありました。1時間の集会の後、市役所までパレ−ドを行いました。猛暑の中、 最後まで集会とパレ−ドを行いました。約80人の参加でした。                          白橿9条の会 岡崎邦夫


九条の会奈良県ネットワーク

E-mail:nara9jyonokai@gmail.com

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